おいしいごはん

毎日のおいしいごはんをご紹介

キムチチゲ

noguyu2006-04-23

ひょんなことから、先日韓国人留学生と知り合いになった。
まだまだ日本語もおぼつかない彼女だが、食べることに非常に興味があるらしい。
日本料理も大好きで、とんかつ、てんぷら、そば、すしと、まあ外国人が好きなラインナップではあるが次々と出てくる。
料理は作るの?と聞くと、作るのも好きだという。
僕も好きだぜ韓国料理。僕の作るキムチチゲなんてむちゃくちゃうまいぜ、と得意げに言うと、「キムチチゲは簡単。子供が一番最初に作る料理」なんてことを抜かしやがる。
よし、じゃあ今度、本場のキムチチゲを作っておくれよ、ということで、うちで韓国料理を披露してくれる事になった。


食材もいろいろ持ち込んでくれたのだが、やはり彼女の母親の手作りだというキムチは程よく発酵していて絶品だった。こりゃ、うまいキムチチゲができそうだ、なんてつまみ食いをしているうちにもう作り始めてる。ああ〜、ちょっと、作り方見たかったのに。
コチュジャンヤンニョムジャンなどの調味料は使わない。味はほとんどキムチのみでつけてるようだ。
出来上がったように見えてから、結構煮込んでる。煮込んだほうがうまいのだそうだ。


もう一品は豚の三枚肉の焼肉、サムギョプサル。
こちらは焼いた肉をサンチュなどの葉っぱに包んで食べる。まずは彼女自ら包み方を実演してくれた。
厚め(3〜4mm)にスライスされた豚ばら肉は焼けた段階で、はさみで切って一口大にし、まず、塩を入れたごま油につけ、葉っぱに乗せる→スンチャンサムジャンという味噌のような調味料をちょっとつける→にんにくスライスをのせる→小口切りにした青唐辛子をのせる→えごまの葉をのせて巻いて食べる→最高にうまい、という手順。
驚いたのだが、韓国では焼いた肉にきな粉をつけて食べるというのもスタンダードなのだそうだ。


さてお待ちかね、キムチチゲ。彼女自ら取り分けてくれた。
なるほど。感覚的には日本でいう「鍋料理」というより、「スープ料理」に近い。
おみおつけみたいな物なんだ。ふむふむ、うまいうまい。確かに簡単でうまい。


また今度は違う料理も作ってくれるそうだ。さてなに作ってもらいましょうか。