おいしいごはん

毎日のおいしいごはんをご紹介

ビーフシチュー

noguyu2005-11-19

今年もボージョレ・ヌーボーの季節がやって参りました。
別に特別に好きなワインではないのだけれど、酒が飲めりゃいいのよ、要するに口実口実。
そう、それで今年は3種類も買っちまって、飲み比べってかっこつけて言ってるけど、要するに量飲みたいだけなのだよ、量。
せっかくだから、近所に住むいとこのマキちゃんも呼んで、シチューでも作りましょう。


まず、香味野菜類、ニンジン、タマネギ、セロリをバターを溶かしたフライパンで炒める。軽くいたまったら圧力鍋へ。
牛バラ肉とすね肉を大きめに切って、塩こしょう、小麦粉をまぶして先程のフライパンで表面に焼き目をつける。しっかりとどの面も満遍なく。今回は肉あわせて1kg。これも圧力鍋へGo。
ワイン一本をドボドボ入れる。材料全体が浸らなかったら更にワインか水を足す。ブーケガルニを入れて、火をつける。蓋をせずに、ここでよく沸騰させてワインのアルコールと酸味を抜く。アクを取るのもワスレズニ。
圧力鍋の蓋を閉めて15分加圧。


さて、それじゃここらでワインを飲み始めようか。彼女が作ってくれた、ちょっとしたつまみとサラダと、チーズとパンで。
まずはラピエールのヌーボーから。
これはこれはヌーボーらしいフレッシュなお味。軽くてまるでジュースみたい。がぶがぶ飲めちゃってあれ、もう無いよ。
あっそろそろ、圧力鍋の火を止めますか。


圧が抜けたら、蓋を開けて中をチェック。もう意外といい色になってる。肉はもうちょっと火を入れた方がいいかな。
ここでトマトの水煮を手でつぶしながら入れて、ハインツデミグラスソースシェフソシエを一缶投入。今回初めてデミグラスソースで煮込んでみますわ。
蓋をして更に15分加圧。


さて、ワインもう一本開けちまいましょう。
今度は「ジョセフ・ドルーアン」のボージョレ・ヌーボー
これはなかなかいい。ヌーボーにしてはこくがあってシチューにも合いそう。とは言ってもがぶがぶ飲む。既にかなり酔ってきた。
いかんいかん、シチューの仕上げをしなくては。


火を止めて、圧力が抜けたら蓋を開け、肉を取り出す。全部。それからソースをシノワで漉して、鍋にもどす。
これで、ソースを煮詰めていく。好みの粘度が出るまでね。小麦粉をバターで炒めて作ったブールマニエを使ってもいいんだが、今回は30分くらい煮詰めたらイイカンジになったのでこれで良し。
それで最後に塩こしょうで味を決めていく。
やば。なんか酔っぱらってきて、何度も味見していたら味がよく分からなくなってきた。一発で決めなきゃ駄目だな塩加減は。
もういいや、いっぱい入れちゃえ塩!
肉をもどしてハイ出来上がり。
待ちかねているマキちゃんに、ハイ、サーブ。どうすか?
「うむ。ウマイが、ちょっとこれ、しょっぱくない?」
え!まじっすか?あ、ほんとだ、しょっぱー!しかもちょっと酸味もきっついな。あたたた。
ま、ご飯にかければ、ちょうどいい感じで。


今回の反省。酔っぱらって味付けをしてはいけません。