仕事から帰ってきてから食事を作る我が家としては、
うまいカレーをいかに早く作るかというのはちょっとした課題である。
カレーの製作段階で、時間のかかる課程というのは二つある。
「タマネギを炒める」という段階と「煮込む」という段階だ。
そのうち「煮込む」という段階は欧風カレーを作る上では重要だが、スパイスのフレッシュさを出したいのならそんなに必要ではない。
もっとも手間と時間のかかる課程が、もう一つの「タマネギを炒める」というところだ。
みじん切りのタマネギを目的の色になるまでひたすら炒める。
きつね色になるまで30分。飴色にするには更に30分。
鍋につきっきりで炒め続けなければならない。
今日は薄いきつね色で妥協しよう。
それでは今日のカレーの作り方。
- 鍋に油をしき、シナモンスティック4cm、黒こしょう10粒、鷹の爪3本、ローリエ2枚、カルダモン4粒をいれて、弱火ではじけるまで炒める
- タマネギのみじん切り(3個分)を入れてきつね色になるまで炒める
- ターメリック大1、クミン小2、コリアンダー小2、チリパウダー小2をいれ、粉っぽさがなくなるまでさらに炒める
- トマトの水煮ををつぶしながら入れてかき混ぜ、手羽元8本を埋め込む
- 水2カップ、すり下ろしたしょうが小1、ヨーグルト大2、塩小1を入れて沸騰させる
- 沸騰したら少し煮込んで出来上がり
やっぱりもうちょっとタマネギ炒めたかったな。
以前、印度料理屋で見た時は、タマネギを多めの油で揚げるように炒めてたっけ。今度あの方式でやってみるか。