これは正真正銘ぶり大根。かんぱちやひらまさではない。とはいっても、このぶり御三家、ずらっと並べられても、どれがどれかというのは正直言って分からないのだが…。でも大根と煮るのはやっぱり「ぶり」だって気がするじゃん。「かんぱち大根」や「ひらまさ大根」ってなんかしっくり来ない。
アラは、きちっと霜降りして冷水にとり、血合いやウロコを丁寧にとる作業が大切だ。この手間をかけることで出来上がりの味が全く変わってくる。今回は1キロほどアラを買ってきたので、一日目は軽く15分ほど煮てさっぱりと食し、2日目はシャトルシェフでじっくりと煮込んであめ色になった大根と骨までやわらかくなったぶりアラを食すという、2段構えで行こう。
