おいしいごはん

毎日のおいしいごはんをご紹介

塩水うに丼

noguyu2005-08-19

ウニは採取してから時間がたつと、形が崩れて、溶けてしまう。
ところが、ミョウバンにつけると、崩れにくくなるのだ。
そのため、遠方地へ輸送する際は、このミョウバンにひたしてから出荷する。
よく見る、木箱に整然と並んだうにのほとんどはこの「ミョウバンウニ」だ。
しかしこれ、ミョウバンにつけてあるため、若干苦みを感じる。
採れたてのウニを食べたことのある人は、この苦みが気になるらしい。
そこで、最近人気があるのが、「塩水ウニ」だ。
とれた海の海水とともにパッケージし、ミョウバンを使わずに輸送する。
苦みは感じず、本当のウニの甘さを堪能することができる。
これ、今年、注文してみました。インターネットで。
礼文島エゾバフンウニ。
便利な世の中だな、注文して翌々日には届いてしまった。
オレンジ色が濃い。
ただ、今年の漁終わりギリギリのモノなのだからなのか、それとも塩水ウニがこういうモノなのか、
身が細かい、というか、小さい。
まあ、とりあえず、ウニ丼にしてみる。
味は濃厚で、確かに甘い。
うまいのだが、期待が大きすぎたか、すんごい感動はない。
でも、「採れたてのウニしか食べない!」と豪語していた彼女が、
「これはいける!合格。」と言ってたので良しとしよう。
来年はもうちょっと早い時期にたのんでみよう。