彼女が、愛読書「アマンダの恋のお料理ノート」のレシピをアレンジして作ってくれたオリジナル料理。
P257「リガトーニの白いボロニェーゼ・ソース添え」から。
本の中ではパスタソースとしてでてくるのだが、それをミートボールにアレンジ。
- タマネギ、ニンジン、セロリを大きめのみじん切りにして、オリーブオイルをしいた鍋で透き通るまで炒める
- 合い挽き肉に塩こしょう、ナツメグで調味し、肉感が残るくらいに混ぜ合わせ、一口大の大きさに成形し、先ほどの鍋に入れ、焼き色が付くくらいに焼き付ける
- 白ワインを材料が浸るくらい入れて煮詰めていく(ほとんど水分がとぶまで)
- さらにスープ(ブイヨン)を浸るほど入れて、再び煮詰める
- 煮詰めてる途中で、大きめのみじん切りにしたマッシュルームをいれる
- スープが煮詰まったら、生クリームを加えて出来上がり
意外と手間がかかる料理である。
材料を大きめのみじんに切るのって、結構たいへんだし、白ワインを煮詰め、スープを煮詰め、なんて時間もかかる。
しかし、その分だけ、めちゃくちゃうまい。
昨今、レシピは簡単な方が受けがいい。
「〜ちゃんの簡単レシピ」や「簡単!おいしい!スピードおかず」なんていうのについ手が伸びてしまいがちだ。
たしかに、簡単に作れてそこそこうまいが、所詮は簡単メニューで、味に深みがないというか、なんというか、食べてて侘びしいのだ。
毎日の食事に手間をかけるのは大変だ。時には簡単に作るのもいい。
ただ、手間というのはかけただけのコトはあるのだ。
- 作者: アマンダヘッサー,渡辺葉
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2004/06/18
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